1925(大14)年:三浦半島で初めての競馬は
旧海軍射撃場の大津海軍練兵場(横須賀市大津町)にて
3月と7月の2回催された
1926(大15)年:当時の三浦郡と横須賀市の名前を略し三横(さんおう)競馬県楽部が設立され
その後
今の京急北久里浜駅前一帯に当たる公郷町の根岸陸軍練兵場へと場所を移した
この場所は日露戦争後
耕作地約八万坪(約三十四f)を埋め立てて完成した演習場所であった
しかし
実際の演習の多くは富士山麓で行われていた為
海軍の陸戦演習以外は市民が自由に使える場所にもなっていた
その横須賀競馬場は
にわか作りのだ円形のさくがあるだけの草競馬で
そこに事務所や馬券の売り場が設置され
ー枚一円の馬券が発売された
馬は甲馬、乙馬、丙馬、丁馬、郡内馬の五種類
甲馬はサラブレッドで中央に登録され
郡内馬は身近な三浦郡内の馬であった
その三横(横須賀)競馬場では毎年春秋の2回開催され
1930(昭5)年まで続けられた
神奈川県三浦郡公郷町
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